スマホ決済にもさまざまな種類が登場していますが、中でもドコモユーザーに嬉しいのが「d払い」です。
実はドコモを利用していない人でも使える支払い方法なのですが、どのような特徴があるのでしょうか。
d払いの特徴とは?
d払いとは、NTTドコモによるお得なスマホ決済サービス。
スマートフォンひとつで始められるので、クレジットカードを用意したりドコモショップで申し込んだり…という手間が不要なことも人気のポイントです。
コンビニやドラッグストアで利用できる「dポイント」も貯められるため、使えば使うほどその便利さを実感できると好評のサービスとなっています。
バーコードもしくはQRコードを会計時に提示するだけで支払いが完了。
dポイントは、実店舗の場合は200円(税込)につき1ポイントが貯まり、ネットでは100円(税込)につき1ポイントが貯まります。
d払いが使えるお店はとても多く、コンビニから飲食店、カラオケなどのアミューズメント施設、アパレルショップなどジャンルが幅広いのが特徴です。
d払いのこれまで
株式会社NTTドコモによる、新たなスマホ決済サービス・d払い。
2018年4月24日にスタートしたこのサービスは、街でのお買い物代金と月々の携帯電話料金を合算して支払うことができ、dポイントも貯められるとあって注目されました。
d払いの始まり、大きな出来事はこちら。
2018年4月24日:サービス提供開始
2019年8月28日:不正利用の被害補償を行う制度を導入
d払いやドコモ払いなどの支払いサービスにおいて、不正利用があった場合に被害を補償する制度が導入されました。
これまでに二段階認証やアカウントをロックするといった措置がとられていましたが、NTTドコモ側はさらにユーザーが安心して利用できるように…と、ドコモのクレジットカード・dカードと同じ補償制度を設けました。
たとえば、クレジットカードのデータが勝手に使われたというユーザーの被害はもちろん、d払いの決済で不正取引が発生してしまった店舗(加盟店)側の被害も補償します。
d払いの市場シェアは?
気になるのが、キャッシュレス決済の市場について。
LINE PayやPayPay、メルペイといったスマホを利用したキャッシュレス決済は乱立している状態ですが、その中でもd払いの市場シェアについて見てみましょう。
まず、d払いと同じくQRコード決済サービスはさまざまなものがあります。
・LINE Pay
・PayPay
・楽天ペイ
・メルペイ
・au PAY
・Origami Pay
ICT総研が2019年6月に行った調査によると、LINE Pay(40.4%)とPayPay(40.3%)がほぼ同率となり、次いで楽天ペイ(31.7%)、そしてd払い(16.1%)が続きました。
どのサービスも大型のキャンペーンを行っていますが、d払いにはドコモユーザーという土台がすでに構築されていることや、NTTドコモならではのキャンペーン・還元を行っており、さらに月々の携帯電話の支払いもお得になることから顧客をうまく取り込んでいると言えるでしょう。
2019年1月に行われた同アンケートでもd払いは4位につけていることから、NTTドコモというブランドの安心感やドコモユーザーの多さ、使える店舗・サービスが多いという汎用性の高さから、市場シェアにおいても安定感を見せていることがわかります。
d払いの今後はどうなる?
2019年11月28日、d払いに関連した新たなアプリ「d払い ミニアプリ」が配信予定となっています。
このアプリには、d払いの加盟店が提供しているサービスをひとまとめにし、d払いを利用したりクーポンが配信されたりと便利なアプリです。
ユーザーはさまざまなアプリを個別に利用する必要がなくなり、支払いや注文がこのアプリで済んでしまうという特徴が。
ミニアプリは、始めにJapanTaxi(ジャパンタクシー)のサービスを提供し、タクシーの配車予約・事前決済といった手続きがミニアプリ上でできるようになります。
加盟店が拡大したd払いのネットワークを、今度はユーザー目線でさらに使い勝手を良くしていくことが考えられています。
今後、すでにd払いに加盟しているさまざまな店舗・サイトのサービスがアプリに追加されていき、それに伴ったキャンペーンも順次実施されていくよう。
日常生活のあちこちで利用可能となり、今後キャッシュレスをより推進していく取り組みをしていくでしょう。
ドコモユーザーはもちろん、そうでないユーザーもさらに広く利用してもらうために、NTTドコモならではの大型のキャンペーン等も期待できますので注目です。
With the cooperation of yana0918
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