三井住友カード

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三井住友VISAクラシックカード
(出典:三井住友カード株式会社)

三井住友カードは、日本で最初にVISAカードを発行したクレジットカード会社。

VISAは、クレジットカードを所持している方の中で、最も人気のあるカードブランドです。

1 特徴・概説

VISAは、世界、そして、日本において最も普及しております。
その日本でのVISAの普及に最も貢献したのが住友になります。

VISAカードは、世界最大の電子決済ネットワークで世界中を結び、加盟店が多いため、世界中どこへ行っても簡単かつ安心な決済を私達に提供してくれます。世界200か国以上の国と地域で使用することが可能です。また、使いやすさの他にもセキュリティー面においても優れています。不正使用を未然に防ぐセキュリティー・万が一のための保証、この2つの体制を確立することで、安心を会員に届けています。

また会員になると、世界各国での優待が受けられることもVISA会員にとっての大きなメリットの一つです。アジア圏ではタイや台湾、マカオでショッピング・スパ・レストランでお得な優待特典を利用可能。ヨーロッパでは買い物や飲食はもちろん、美術館やホテルで特典を受けることができます。中にはVISAカード限定の現地ツアーが開催されている国もあるので、VISAカードをお持ちで旅行を考えられている方は、事前に受けられる特典が無いか、確認しておくといいですね。他に日本からの観光客の多いハワイやグアムでも様々な優待特典を受けることができますよ。

まさに、至れり尽くせりなVISA。社会面においても、約20年に渡りお金を管理する情報や知識を満足に得られない子どもたちのために、メディア等を用いた画期的な方法で「お金を管理する情報や知識を持つ大切さ」を説いており、こうした社会的貢献も、大きな信頼を得ている一因といえます。

そんなVISAに、日本国内でいち早く目を付け、キャッシュレス社会の現代への道筋を確立させた三井住友カード。その発祥は、今からおよそ50年前の1967年 株式会社 住友クレジットサービス設立へと、遡ります。その歴史を見てみると、何と創立の翌年にはVISAの前身である「バンクアメリカード」を発行・バンク・オブ・アメリカとの提携を結ぶという偉業を成し遂げています。

また、三井住友カードの特徴は、発行するカードの種類の多さです。一般カードからプラチナカード、年齢別に使用基準を定める学生カード等・・バリエーション豊かとなっています。また、三井住友カードを使うと貯まるポイントを使って、日常生活に欠かせない水道光熱費・通信費・新聞購読費といった毎月発生してくる支払いを行うことも可能。他にも景品と交換したり、よく使うお店・サービスのポイントに移行することもOK。なんと1ポイント3円でキャッシュバックを受けることもできるんです!カードの種類によっては、ポイントが貯まりやすいものもあるので、それぞれの日常生活に合わせ、自分が得をするカードを選ぶことが大切。

またキャッシュレス社会を見据え、カードの支払い方法の分割制度・リボルディングサービスで手数料が発生すると、ポイントが貯まったり年会費の割引特典を受けることもできます。

また、近年増加しているカード犯罪へもセキュリティー万全。業界最高水準カード不正使用検知システム・ネットショッピング認証サービス・ワンタイムパスワード機能といった優れた技術が搭載されており、顔写真付きカードを選べるものもあるので、とっても安心。特に、不正使用探知システムは、24時間365日、カードの不正使用をモニタリングしてくれるという画期的なシステムとなっています。また万が一不正使用されてしまった場合でも、会員保証制度によって、60日前から損害を補償してくれるサービスもあり、安心してカードを持つことができます。

さらには三井住友カードは、銀行がバックグラウンドについたカードなので、1枚持っているだけで社会的にも周囲から高い信頼を得ることができます。クレジットカードの種類には、銀行系・信販系・流通系等の種類がありますが、銀行経由のカードは他のものと比べてみても、カードを持つ際に受けなければならない審査が厳しいのです。つまりは、三井住友カードに加入できる、ということは『信用できる人』という印象を与えてくれるのです。近年では、世界的にもカード所持が当たり前となり、日本国内においても一人につき2枚以上はカードを所持していると言われています。その1枚にこの三井住友カードを選べば、国内は元より世界中で簡単に決済が可能となり、社会的にも信用度が高まるというわけですね。

そんな現代のニーズをいち早く掴み、時代の先頭を切っているといても過言ではない三井住友カードの歴史、データや現状と今後の動向の予測について、見ていきましょう。

2 沿革

1967年12月 株式会社住友クレジットサービス設立
1968年4月 VISAの前身「バンクアメリカード」を発行するバンク・オブ・アメリカと提携
※バンク・オブ・アメリカとは、米国にある銀行です。ニューヨーク証券取引所上場企業の一つに数えられています。日本では「バンカメ」との愛称で呼ばれること多いようです。全米50州全て、さらに世界35か国以上で事業を展開する、まさにグローバルな金融グループです。(2018年データ)
また、1997年に同銀行のアメリカ・ノースハリウッド支店に銀行強盗が押し入り、全米最大ともいわれる警察との銃撃戦が繰り広げられたことでも有名。この事件は、後に映画化されています。

バンク・オブ・アメリカは、後にBAICへと社名を変更。さらに1976年にはVISAへ社名を変更しました。これが現在の社名・ブランド名となっています。このブランド名は、「金融界のビザとして、各国地域の市場ニーズに合わせた貨幣価値を、国際決済サービスで提供する世界通貨」を意味するのだそうです。2008年には、ニューヨーク証券取引所に上場しています。

1968年6月 国内専用「住友クレジットカード」発行
1968年7月 キャッシュサービスの取り扱い開始
1968年10月 海外専用「住友国際カード」発行
1968年12月 会員向け情報誌「カードこんぱす」現VISA誌 創刊
1976年1月 会員向け非提携型ローン「住友メンバーズローン」取り扱いスタート
1980年2月 日本初のVISAカードとして、国内外共通「住友VISAカード」発行
1980年5月 VISAの国内統括機関として、「ビザ・ジャパン」現VJA 設立
1980年5月 提携カード発行開始
1982年3月 ポイントサービス「住友ワールドプレゼント」取り扱い開始
現状の三井住友カードのポイント利用法を見てみると、商品券や500種類以上のグッズや食べ物への交換の他、飛行機に乗る際のマイレージへの移行、最近利用される方の多いTポイントカードのポイントへの移行、スターバックスカードへのポイント移行、ドコモのdポイントへの移行の他にも同社のプリペイドカードに1ポイント5円から移行できる等、本当に使い道が様々にあり、まさに目からうろこでした!これも加盟店の多さゆえですね。
決済はもちろん、その後の楽しみも受け取れるのは、カードを選ぶうえでも高い判断基準になることと思います。
カードを選ぶ際には、こうした特典もしっかりと確認して、楽しいカードライフが送れるように工夫しましょう。

1982年4月 「住友VISAゴールドカード」発行、磁気ストライプカード発行
1983年6月 「VISAギフトカード」発行
多くの加盟店で使用できるギフトカードは、贈り物にも最適で、現在でも多くの方に利用されています。

1985年3月 大企業向け特別指定先用法人カード システム開発
三井住友カードの特徴として大きいものが、そのカードの種類の幅広さです。それぞれのカードは、使う人のことを考えた安心安全で楽しい決済を提案してくれます。この時期から、様々な年齢等に応じたカードが登場し始めました。

1985年9月 女性向けカード発行
1987年1月 若者向けカード発行
1989年4月 マスターカード取り扱い開始
1989年6月 20代専用ゴールドカード発行
このような様々なカードの種類がある背景には、審査の基準があります。若者や女性等、働きだして間もない方やパート収入のみの方が正社員で働く一般の社会人の持つ一般カードに入るには、その支払い能力の有無を計るに当たって、審査に通らない可能性があるのです。このため、パートやアルバイト、無収入の方でも審査が通りやすいよう、様々な基準を設けたカードを発行しているのです。

1992年10月 リボルビング払い取り扱い開始
リボルビング払いとは、カードで支払った代金を後から支払う際に、全ての金額を払うのではなく、あらかじめ定めた一定の料金のみを月々支払うことのできるサービスです。支払いの選択肢が広がることで多くの方に愛用されているサービスです。
ただし、この制度はリボルビング払いに設定することで手数料がかかってきます。さらには毎月一定の金額を支払うので、「自分が実際はいくら使ったのか」ということが分かりにくくなってしまうケースがあります。
こうした問題点をよく知らないままに利用してしまうと、後で大惨事に繋がってしまうというケースも非常に多いので、便利な反面、利用される際には事前に注意深く確認しておくことが必要です。

1992年11月 リボルビング専用カード発行
1994年1月 写真入りカード発行
悪質化するカードの不正使用の防犯に向けた対策の一環です。

1994年7月 リボルビング利用事前届出方式導入
1999年8月 インターネット総合サービス開始
これにより、さらにカードの利用が容易になりました。

2000年8月 「住友プラチナカード」現 三井住友プラチナカード発行
こちらは最上級の優待特典が楽しめるカードです。
特典を見てみると、
・通常では体験できない三井住友プラチナカード会員限定のイベントやプロモーションの案内
・宝塚歌劇優先販売
・ユニバーサルスタジオジャパンのエクスプレスパス1日1枚進呈
・ユニバーサルスタジオジャパン 三井住友カード ラウンジサービス利用
・三井住友VISA太平洋マスターズ(国内を代表するプロゴルフトーナメント)の観戦優待
・会員制ゴルフ場の利用
・お台場や東京タワー、渋谷、六本木等東京首都圏スポットをヘリコプターで巡るクルーズの利用
・東京、大阪を中心とした約100店舗の一流レストランでのお食事
等々・・至れり尽くせりな極上のサービスを堪能できる、まさにプラチナな価値あるカードとなっています。加入にあたっては年会費等の基準が設けられていますが、1枚持っていれば、これは周囲にも大いに自慢できそうですね。

2001年4月 「三井住友カード株式会社」に社名変更
2001年、同社の母体である株式会社住友銀行が、株式会社さくら銀行を吸収合併。株式会社三井住友銀行となったことを受け、同社も三井住友カードへと社名を変更。規模も膨らみました。

2001年4月 ICカードの本格発行開始
これまで多発していたカードの悪質犯罪への画期的な対策として始まったこちらのカードの発行は、スキミング防止に大いに役立っています。スキミングとは、カードに特殊な機械をかざし、カードに読み込まれている個人データを全て盗んでしまうことです。これによって、情報を不正使用したり、カードの暗証番号を使って簡単に不正に買い物をすることができます。これまでのカードはこのスキミングが簡単に行えてしまうケースが多かったようですが、ICカードはさらに頑丈なセキュリティー対策が成されているため、カードへの信用度も高まりました。
クレジットカードを持つか悩んでいる・・という方の中には、こうしたカード被害を心配されている方が多く、こうした方のための揮発材となってくれるといいですね。

2001年4月 金融業界で初めて「プライバシーマーク」取得
※プライバシーマークとは・・個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価したマークです。インターネットが普及し、ネットワーク上でやり取りされる個人情報は常に危険に晒されています。特に同社のような金融業界はカード利用にあたり、会員から様々な重大な個人情報を得ており、その保護は徹底しなくてはなりません。
けれど、同社のような「プライバシーマーク」が掲げられていれば、安心してサービスを利用することができますね。この取得は、金融業界においても社会においてもいい潤滑油になったことと思います。

2001年7月 さくらカード株式会社のVISA・マスターカード事業部門と統合
2001年7月 分割払い取り扱い開始
2003年2月 三井住友フィナンシャルグループに参画
2003年4月 カードご利用代金WEB明細書サービス取り扱い開始
カード所持を悩む人のお悩みの中で、一番多いのが「後払いに設定すると、買いすぎてしまうのでは?」という不安です。WEB明細にすることで、タイムリーに支払いの現状を確認することができるようになり、利用者に新たな安心材料をもたらしてくれた画期的対策といえます。

2004年8月 ポストペイ決済サービス「PiTaPa」取り扱い開始
消費税増税を見据え、時代は「キャッシュレス社会」へと突入。そのための施策の一つが、このポストペイサービスです。

2005年12月 株式会社NTTドコモと提携し、電子マネーの取り扱い開始
これによって、携帯電話をかざすだけで支払いが可能となり、さらに決済が簡単に行えるようになりました。コンビニやスーパーマーケット等、日常的によく訪れるお店にも、この電子マネー取扱店は最近増えています。小さな子どもを抱っこして買い物される方や忙しい方の頼もしい味方になっているサービスをです。
今後はキャッシュレス社会の更なる実現に向けて、需要も高まるでしょう。財布からカードを出すよりも素早く決済を終えることができることが魅力です。

2005年12月 中国銀聯との銀聯カードとの日本国内での決済サービス開始
2007年5月 加盟店向けビジネスカード発行
2007年12月 日本初の銀聯カード「三井住友銀聯カード」発行
2008年3月 東京本社を港区海岸に移転
2008年10月 アジア10か国・地域の金融機関と提携したグローバルサービスネットワーク「GlobePass」設立
現代のデジタルイノベーションの進展を促進させるネットワークです。
2008年12月 ローン専用カード発行
2012年11月 米国シリコンバレーに「米国市場調査室」設置
2013年5月 米国Square.Incと戦略的業務提携
2014年6月 シンガポールに「東南アジア市場調査室」設置
2015年1月 世界のVISA加盟店で使えるプリペイドカード発行
※プリペイドカードとは、あらかじめ金額をチャージできるカードです。チャージした範囲内で決済を利用できるため、クレジットカードのように使いすぎてしまう危険がありません。お金が無くなれば、またチャージして繰り返し使うことができます。
海外で使えるようになれば、国外へ旅行へ行く時に、いちいち現地のお金に両替する手間が無いので海外でも、国内同様に楽々決済を行うことができます。こちらは審査が要らないものも多いのも特徴です。

2015年3月 米国Stripe,Incと資本業務提携
日本国内での定着はもちろん、海外へもその跳躍を広めています。

2016年9月 CLO手法を取り入れたカード決済連動型加盟店送客サービス「ココイコ!」開始

2016年10月 VISAデビットカード発行
※デビットカードとは・・クレジットカードの後払いと異なり、支払いに使用すると、即座に口座から引き落としされるのが、デビットカードの特徴です。当然、口座に残高が足りていなければ支払いをすることができないので事前に口座にいくらお金が用意されているのか知っておく必要があります。ただ、クレジットカードのように後々大きな支払いを抱え込むというリスクが無くなるので、使いすぎてしまうことが心配・・という方にはとてもオススメのカードです。

2016年10月 「ApplePay」への対応開始
カード決済に変わる新たな決済方法として、今注目を集めています。

2017年4月 ギフト専用Visaプリペイドカード「Visaギフトカード」販売開始
2017年5月 法人代表者・個人事業主向けカード発行
2017年6月 生命保険代理店業務開始
2017年10月 「消費者志向自主宣言」を策定
※消費者志向経営とは、事業者と消費者のコミュニケーションの一層の深まりを目指し、事業者が常に消費者全体の視点に立って、消費者の権利の確保・利益の向上を経営の中心核とする経営のことです。
つまり、利益のみを追求するのではなく、消費者の視点に立って健全な経営をするということですね。消費者庁においても、宣言は推奨されています。三井住友カードが優良企業だということを裏付けてくれる宣言といえますね。

2018年3月 マレーシアのSoft Space Sdn Bhdと資本業務提携
2018年6月 銀聯QRコード決済を日本初導入
2018年12月 日本初の法人向け「ビジネスプリペイドカード」発行
2019年4月 株式会社 三井住友フィナンシャルグループによる100%子会社化
2019年4月 SMBCグループの株式会社セディナを100%子会社化
株式会社セディナは、1950年に株式会社丸興として設立した会社で、クレディセゾンやイオンクレジットサービスらと共に流通系クレジットカード会社として発展してきました。2001年には他社に先駆けていち早くクレジットカードの不正使用を検知するシステムを導入する等、注目を集めてきた企業です。

日本で初めて世界的影響力のあるVisaカードへの参入を決めた三井住友カード。その歴史を見てみると、パイオニア的資質があらゆる面で抜きんでていることが容易に分かりますね。常に時代の先を見据え、また様々な収入や日常レベルを考慮したカードの種類展開は、利益のみを重んじない消費者想いの優良企業の姿といえますね。

まとめ
・三井住友カードは、日本に初めてVISAカードをもたらした会社
・特徴としては、カードの種類が様々
・顔写真入りのカード導入やその他様々なセキュリティー対策を実施。会員に安心を届けている
・金融業界で初めてプライバシーマークを取得した
・電子マネーにもいち早く目を付け、携帯電話会社ドコモと提携している
・大手企業 SMBCグループの株式会社セディナを100%子会社化

ちなみに、母体である三井住友銀行の合併の経緯は、表面上は将来を見据えた合併と言われてはいましたが、現状は住友銀行によるさくら銀行の救済のための合併だと見られています。発足当時は、かつての財閥 三井財閥・住友財閥の枠を超えた巨大組織ということで話題となりました。

3 データ

次に、三井住友カード株式会社の主なデータを見ていきましょう。

・設立:1967年12月26日
・資本金:340億3千円
・代表者:大西幸彦 代表取締役社長
・従業員数:2,546名 2019年3月末日のデータ
・事業内容:クレジットカード業務、デビットカード・プリペイドカード・その他決済業務、ローン業務、保証業務、ギフトカード業務、その他付随業務
・主な拠点:本社 東京、大阪
地域拠点:東日本 札幌・仙台・横浜
西日本 名古屋・神戸・広島・福岡
その他センター 3拠点
海外調査室:米国、シンガポール
・株主:株式会社 三井住友フィナンシャルグループ
・グループ会社:三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、セディナ、SMBCコンシューマーファイナンス、日本総合研究所、三井住友DSアセットマネジメント

・会員数推移:2017年度 4,176万人
2018年度 4,420万人
・取扱高:2017年度 175,468  うちカード取扱高 163,134
2018年度 192,930  うちカード取扱高181,092

※カードの他、ショッピングクレジット、オートローン、ファクタリング等の総取扱高を表示しています。

会員数の数・・すごいですね!さすがは日本NO1のシェア数を誇るVisaカードですね。また、銀行系クレジットカードは最もステイタスが高いカードと言われており、流通系クレジットカードの審査よりも厳しい基準で審査が成されています。けれどもキャッシュカードが一体となっているので、一枚でクレジットカードとキャッシュカードの機能を賄うことができ、お財布もかさばらないという点が最大のメリットでしょう。ただ、無くしてしまうと大惨事になるというリスクも付随します。
また、銀行系カードはクレジットカードの利用実績がいいと、その他のローン審査にも有利になってくるというメリットも。ただ、反対に返済が滞ることが頻繁だったりすると、ローン審査が難しくなるという懸念もあるので、この点を踏まえて利用しなければなりません。またポイントの還元が低いのも銀行系カードのデメリットで、流通系カードと比べてみるとその差は歴然です。

ただ、異常のデメリットを踏まえても、やはり安心を好む日本人の気質に銀行系カードはマッチしているのと思われます。その信頼の高さが、会員数の多さに現れているのでしょうね。

4 現状と今後の予測

カード決済のメリットは、

・消費税増税によって小銭が多くなった不便を解消してくれる
・ポイントがたまる
・現金を持ち歩かなくていい
・交通系クレジットカードなら、移動が楽
・保険が付帯する
・利用店舗によって割引サービスやプレゼントが受け取れる
・利用明細が発行されるため、家計管理に役立つ
・海外でのショッピングや移動がスムーズ
・公共料金の支払いが楽
と様々な面で効用があるようです。

交通系クレジットカードはSuicaやPASMO、PiTaPaといった交通系ICカードのことを指します。クレジットカードが一体化されたこちらのカードは、オートチャージ機能が搭載され、自動的にチャージされるので残高不足で手間取ることがありません。毎日の通学や通勤で使用すればいちいち券売機に並ばずにすいすい移動することができます。また、ポイントが貯まるのも大きなメリットですね。

三井住友カードにおいても、こうした様々な充実したサービスを受けることができ、人気の高さの秘訣と考えられます。様々なカードがありますが、銀行がバックアップについた三井住友カードは、やはり安心できるカードとして需要が高いとみられます。

ただしデメリットもあります。
・使いすぎや金融事故のリスク
・カードによっては年会費がかかる
・リボ払いや分割払いには手数料がかかる
・キャッシングに不利
・不正利用への対おいが遅れると、被害が大きくなる可能性がある→こちらに対しては、三井住友カードではインターネットから常時使用を止める処置をとることができるので安心です。

日常のシーンでの少額決済から人生の節目の大口決済まで・・幅広い決済の選択肢を与えてくれる三井住友カードを始めとしたクレジットカード。メリットもある反面、やはりデメリットもあるのです。今後益々社会に浸透していくことと思われますが、デメリットも踏まえておく必要がありますね。こうした背景を受けた今後の動向を見てみましょう。

消費税増税に伴う国のキャッシュレス社会推進により、現在でも利用が進んでいる電子マネーに、今後各社共に、さらに力を入れていくことが予想されています。

電子マネーのメリットは、カード決済よりさらに簡単に決済を終えることができる点です。かばんから財布を出し、さらにカードを出すという手間が減り、携帯電話等を特別な機械にかざすだけで決済を終えることができます。ただしデメリットとして、まだまだ普及が進んでおらず、使える店舗は多くはありません。さらに使える店舗があっても電子マネーが個々に指定されてしまっていることが多く、日常の中で行く店ごとに電子マネーをいくつも登録しなければならないという不便さがあります。今後はこうした不便を無くし、電子マネーの便利性を追求していくことが各社共に共通の課題といえます。電子マネーはカードよりも多くポイントが付く店舗も中にはあるそうなので、今後さらに浸透していってほしいですね。

ただし、デメリットにあった「使いすぎてしまう」という声にも目を向けなければなりません。簡単にお金が支払いできるということで、ついつい買いすぎてしまう方もカード利用時以上に増えることが予測されます。使った額を自己管理できるよう、各社が消費者に呼び掛けていくことも電子マネーを普及させると共に必要かと思われます。また、子どもにもVISAの取り組みのように、小さなうちからお金に対しての確かな情報を植え付けてあげることも同時に必要となってくるかと思われます。

幼い頃から簡単に決済が行えるとお金への価値観が薄れてしまう可能性があるためです。利益のみを追求するのではなく、こうしたデメリットも踏まえた施策も今後は課題となってくるでしょうね。

ただ、カード犯罪へのリスクは昔よりは軽減されています。それぞれのカードは不正利用を24時間365日監視するシステムんが敷かれており、万が一使用されてもカード利用時に保険にも加入しているので補償を得ることができます。電子マネーにおいても、さらにこうした補償を強化していってほしいですね。

ちなみに三井住友カードでも、いち早く電子マネーに目を付けて取り組んでおり、携帯電話会社のドコモと提携した電子マネーは多くの方に利用されています。

三井住友カードの電子マネーの主な特徴はこちら
三井住友カードの電子マネーでは、ポストペイ型(後払い)の電子マネーを扱っています。ポストペイ方の電子マネーは、利用するとそれに付随しているクレジットカードのポイントが貯まる仕組みになっています。

三井住友カードの利用方法は、専用カード・クレジット一体型・携帯型の3つのものから選択することができます。
・専用カード・・iD機能専用のカードでクレジットカードの機能は付随していません。利用範囲が狭いため、万一紛失してしまっても安心です。

・クレジット一体型・・クレジットカードにiDの機能が付随したカードです。専用カードの場合はもう一枚カードを持たなければなりませんが、こちらのカードの場合は一体型なので一枚で用途を完結することができ、お財布もかさばりません。

・携帯型・・ドコモ等のおサイフケータイ対応機器にiD機能を付けたものになります。いつでも持ち歩いている携帯に搭載されていることで、財布をかばんから出す手間が省けます。また新たにカードを発行するわけではないので、財布もかさばりません。

またカード決済において、現状ではサインレス決済ができる店舗が多数ありますが、今後はさらに対応できる店舗が増えていくだろうと思われます。小さな店舗ではサインレスを実現するための装置が設備されていない場所も多いようですが、今後徐々に浸透していってほしいですね。
※サインレス決済とは・・カード決済する際に本人確認のサインをする手間を省いた決済のことです。

ここで、補足としてカードの歴史についても見てみましょう。
クレジットカードの発想は、アメリカが発祥と言われています。最初にクレジットカードを作った会社は、ダイナースクラブです。同社は、第二次世界大戦が終わって間もなく1950年、実業家のマクナマラと友人で弁護士のシュナイダーの2人によって設立されました。

カードの発想のきっかけは、マクナマラがニューヨークのレストランへ行った時のことでした。食事を終えたマクナマラは財布を忘れたことに気付いたのです。マクナマラは慌てて自宅へ電話し、妻に現金を届けてもらい、事なきを得ました。何とも恥ずかしい経験ですよね・・。財布が無事に彼の元へ届くまでの間も、店員さんとの間には気まずい空気が流れていたといいます・・。この経験から、「もうこんな想いは二度としたくない」と思ったマクナマラ。そこで共同経営者のシュナイダーに相談し、ツケで食事ができるクラブを作ったのです。そして、このクラブの名前が「ダイナース」。食事をする人という意味があるそうです。このクラブに来れば、カードさえあれば、食事ができたのです。まさに、クレジットカードの前身の姿といえますね。

こうしてクレジットカードの構想を得たダイナースクラブは事業を開始。日本でもこのダイナースクラブが1960年12月に創立されました。翌年1月には早々に会員募集を始めました。その会員審査基準は、収入・生活の安定性・将来性の3つだったといいます。今とほとんど同じ審査基準ですね。最初のカードは、小さいメモ帳のようなものだったそうです。

ちなみにプラスチック製のクレジットカードを最初に考え出したのは、日本のダイナースクラブだと日本では知られていますが、これよりも古い時代からプラスチック製のカードが存在していたという説もあり、真相は定かではありません。けれど、こうして様々な日本独自の感性を活かした構想を元に、日本のダイナースクラブは国内に浸透していったのです。ダイナースクラブの起源であるグルメにまつわるサービスに加え、現在ではエンターテインメントやトラベル等、様々なシーンを彩っています。

ただ、クレジットカードという支払い用のカードは、さらに古い時代から存在していたともいわれているので、こちらの真相も定かではないそうです。クレジットカード・・奥が深いですね。

また、日本発の最初のクレジットカードは、JCBカードと言われており、こちらは今でも世界を代表する日本企業として名をはせていますね。こちらのカードができたきっかけは、戦後の日本社会の貧しさが背景にあったのだそう。現金が無くとも月賦による後払いで物が買えたら・・という創業者の考えが今日のJCB並びに日本のカードの礎となっています。

国内ではこのところVisaカードに勢いを持っていかれてしまっていますが、海外戦略として、海外の主要都市にJCB会員が利用できるJCBプラザを設置し、現地の困りごとを相談したり快適なサービスを受けることができる等、会員だけしか利用できない優待サービスも多く揃っています。国内で加盟店が少ない要因は、カード使用に伴う手数料の高さが原因と言われていますが、今後どのような動向を辿っていくのか、こちらのカードにも注目していたいですね。

日本はまだまだ「現金払い」が主流ですが、世界では現金を持たないキャッシュレス化が近年増加しています。経済産業省データによれば、2015年の時点では欧米のキャッシュレス比率は40~60%程度。韓国はほぼ90%に達しています。日本はそれに比べてまだ20%以下に留まっているのが現状です。政府は「キャッシュレス推進協議会」を立ち上げ、消費者・事業者双方への啓発や支払い方法の標準化等に積極的に取り組んでいます。日本は中国のように偽札が横行しておらず、お金に対する信用も高い国です。他国と比べてお金に対しての見方もクリーンなので、現金主流とする暮らし方からの脱却が遅れているといえます。

これに対し中国はクレジットカード決済などのシステム整備は遅れましたが、今や約60%というキャッシュレス比率を誇っています。これは、世界に先駆けQRコード決済の普及を成功させたことが大きいでしょう。使う側はスマホにQRコードを読み込んでおけば楽々決済が可能。さらには店側も手数料を安くでき、売り上げ管理の手間と人件費も減らすことができます。近年世界中で加速化している人手不足にもキャッシュレスは大いに貢献してくれるのです。

ただ、キャッシュレス社会は便利で人手不足を解消してくれるという嬉しい効力がある一方で、キャッシュレス社会によって管理されるあらゆる情報が常に政府によって監視されてしまうのではないか、という懸念もあります。

カード決済の次にくる決済方法として注目されているのが、中国でもキャッシュレス社会を後押ししたQRコードを使用したスマホ決済です。スマホ一つで、公共料金に買い物、食事や車の購入・・様々な費用を成し遂げてしまえます。これはすなわち、その情報データを見れば、その人の日常の行動範囲やよく利用するお店、そこで使う額、交友関係や将来的に購入を検討しているものまで分かってしまう可能性があるのです。中国では、こうしたデータをアリババグループが管理しており、個人の信用力を数字で点数化しているのです。点数が高い客になれば、様々な優遇を受けることができ、優良顧客として扱ってもらえます。

日本では、政府が2025年までにキャッシュレス比率を40%まで拡大することを目指しており、将来的には80%に到達するめどを立てています。けれど、その裏には将来的に国民の経済活動全体を把握できるという巨大な権限が見え隠れしているのです。こうした現状を踏まえながら、私たちは賢くキャッシュレス社会を生きていく必要があります。

また、カードにはクレジットカード以外にも現金が見えやすいデビットカード・プリペイドカードをいった種類があるので、自分の性格等に合わせてカードを選ぶことが大切ですね。

今後益々浸透していくキャッシュレス社会。三井住友カードがどのように進化を遂げていくのか、それに伴い私たちの生活はどう変わっていくのか・・見守っていきたいですね。

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