DCカードグループ

三菱UFJニコスカード(出典:三菱UFJニコス株式会社)

DCグループは、ダイヤモンドクレジット株式会社(現三菱UFJニコス)が発行していたクレジットカード「ダイヤモンドカード」の改称後のカード「DCカード」の加盟グループです。

現在は株式会社三菱UFJニコスが運営しており、同社はバックグラウンドに日本を代表するメガバンクを構えているために信頼も手厚いDCカード。

俳優の中井貴一さんが15年に渡りテレビコマーシャルに出演し、中でもカッパとタヌキとの冒険を描いたシリーズは当時話題になりました。女優の広瀬すずさん、本田望結さんも出演していたCMで覚えているという方も多いのではないでしょうか?

そんなDCカードは国際ブランドVISAまたはマスターカードから選択でき、日本でも多くの店舗で使用可能。海外においてもVISAの知名度により使用できる範囲が広いので、一枚持っていればどこへでも旅することができる、魅力いっぱいなカードです。

昨今、消費税率は10%に引き上げられ、日本政府は消費者の出費の冷え込みや情報解禁を目的とした「キャッシュレス推進協議会」を立ち上げました。増税に伴い、細かな金銭のやり取りへ煩わしさを感じる消費者においても、キャッシュレス決済は便利な決済方法です。また資金決済の透明性を確保し、脱税やマネーロンダリングといった犯罪も防ぎやすく、店側においても人件費削減にも繋がるため、今後どんどん国内にキャッシュレス決済は浸透していくことでしょう。

キャッシュレス決済には世界ブランドのVISA・マスターカード・JCB・アメリカンエキスプレス・ダイナースクラブの五種類が長く認知されており、中でもVISAは世界でも約200の国と地域で使えることから広く認知されており、使用者の多いブランドです。日本国発のブランドであるJCBも日本でのシェアはVISAに次ぐ二位を誇っています。

日本で使われるカードにはいずれかのブランドが付いています。加入すると、消費者はそれぞれのブランドに付帯する特典に加え、そのカード会社各々のサービスも受けることができます。

特に近年ではカードの利用用途の一つであるキャッシングサービスを利用する割合が昔よりも減少傾向にあり、キャッシングサービスに付随する手数料を利益の大部分としてきた各カード会社はそれに代わる利益として、ショッピングに伴う加盟店手数料に注目を深めています。これにより、それぞれのカードには使うほどにお得なポイントサービスや思わぬ事故の補償等様々な特典が設けられており、キャッシュレス決済推進の追い風を受け、その競争はさらに激化し、今後各カードの特典もさらに増えてくることと思われます。

日本には前述した国際ブランドを取り扱う数多くのカード会社が存在していますが、中でもDCカードはその安心感と特典の良さから、多くの消費者に利用されています。

そんな今後より注目を集めるであろうDCカードの成り立ち、主な種類や特典について詳しく見ていきましょう。

DCカードの成り立ちは今から50年以上も昔にさかのぼります。

1967年 ダイヤモンドクレジット株式会社設立

1969年 国際カードマスターチャージカード発行

1988年 VISAインターナショナルに加盟

1989年 社名を株式会社ディーシーカードに変更

     マスターカードとVISAカードのデュアル発行開始

1992年 「JALカード」発行

※JALカードとは・・1982年に当時の日本航空株式会社がテストマーケティングとして発行。翌年度には全国にキャッシングサービスも兼ねたハウスカードとして募集を開始。国内最大を誇る日本航空グループの「JALマイレージバンク」カード機能に、オリジナルポイントプログラム「ショッピングマイル」や系列会社のJALホテルズ等での優待等様々な特典を兼ね備えたカードです。

2000年 「東京三菱ハイブリッドカード」発行

2001年 総合割賦の取り扱い開始

     東京三菱キャッシュワン設立

2002年 すべてのVISAカードを対象にICカード発行開始

2004年 「スーパーICカード『東京三菱VISA』」発行に伴う業務受託開始

2005年 地銀本体発行に伴う業務受託開始

2006年 プライバシーマーク取得

2007年 UFJニコス株式会社と合併

DCカードは日本で最も早くマスターカードと提携を結んでいます。

母体となる三菱UFJニコス株式会社のデータはこちら。

・事業内容 クレジットカード事業

・設立年月日 1951年6月7日(旧日本信販) 2007年4月1日(三菱UFJニコス)

・本社 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX

・本店所在地 東京都文京区本郷3-33-5

・資本金 1,093億円 2017年5月15日時点

・従業員数 単体 3,331人 

      連結 3,680人 2016 年3月31日時点

・主要株主 三菱UFJニコスフィナンシャルグループ

・営業拠点 北海道営業部、東北営業部、中部営業部、西日本営業部、九州営業部

主なカードの種類

◎DCカード 一般

・年会費1,250円。初年度年会費無料

・家族カード・ETCカードも追加可能。【別途費用が必要となります。】

・DCハッピープレゼント

・ハローデスク・・海外でのアシスタンスサービス

・DCウェブサービス

・不正利用補償

◎DCゴールドカード

・年会費10,000円

・家族カード・ETCカードも追加可能。【家族カードは別途費用が必要となります。】

・DCハッピープレゼント

・海外旅行保険

・国内旅行傷害保険

・空港ラウンジサービス

・ショッピング保険

・不正利用補償

この他にも三菱UFJニコスはJAカードとも提携しているため、大韓航空の利用に便利なSKYPASS DCカードもあります。さらには、学生向けカードや20代向けのゴールドカードもあります。また、過去には年間二枚のシネマクーポンがついてくるDCシネマクラブカードも発行されており、映画ファンに好評でした。

カードと聞くと、そのセキュリティー面を心配される方も多いかと思いますが、その点も不正利用を24時間見守るサービスが付いているので安心ですね。万が一利用されてしまっても補償が利くのでさらに安心。

ちなみにDCハッピープレゼントでは、素敵な商品と交換できる他、キャッシュバックやマックやスターバックス、スーパー等で使用できる嬉しいギフトカードへの交換も可能。使えば使うほどにお得なカードとなっています。

また、クレジットカードは金融系以外にも流通系等様々な店が取り扱っていますが、金融系カードは審査が厳しいために一枚持っていると社会的ステータスを示す持ち物にもなります。

DCカードの代表的な各種サービスのまとめはこちら。

・スマートフォンアプリ・・請求額・ポイント残高を確認できるアプリです。銀行口座・電子マネー等の残高も併せて管理可能。

・請求額・ポイント残高かんたんアプリfor AmazonAlexa・・請求日・支払日・ポイント残高を音声で確認できるサービス。

・三菱UFJニコスギフトカード・・全国のスーパーやデパート等で使用できる商品券。

・チケットサービス・・コンサートやミュージカルの各種チケットをWEBサイトからいつでも簡単申込可能。さらにはお得な優待割引や特典付き公演等、会員のみ楽しめる情報も満載です。

・ゴルフデスク・・全国の提携ゴルフ場を紹介。電話1本で全国約1,000ヶ所のゴルフ場予約の代行を手数料無料で予約してもらえます。

・会員情報誌・・国内外の旅・食・物をテーマに、様々な情報を届けてくれます。

・保険・・海外旅行保険・国内旅行傷害保険・ショッピングセイバー・ハンディー保険を用意。日常やおでかけの際の事故等にしっかり対応してくれます。

・24時間健康・介護相談サービス・・国内での健康や衣料に関する電話無料相談サービス。

・インターネット金融商品仲介サービス・・カブドットコム証券を委託金融商品取引業者としたサービスの案内。

・ファイナンシャルプランナー無料保険相談サービス・・会員限定の「ファイナンシャルプランナー無料相談サービス」の案内。

・ホームセキュリティーサービス・・綜合警備保障の提供するセキュリティーサービス。

・DCネットセーフティサービス・・インターネットショッピング等のオンライン決済での不正利用による被害を補償してくれるサービス。

DCカードを持つメリットをまとめると、

・メガバンクがついているので安心。

・多様な支払い方法が選択できる。1回払いや2回払い、ボーナス払いに毎月の支払いが一定にできるリボ払いもあります。

・DCハッピープレゼントの交換先が豊富。

・海外旅行に強いVISA・マスターカードが付いている。

デメリットとしては、

・ポイントの有効期限が短い。カード利用で貯まったポイントは200ポイントに達すると3年間有効ですが、達しない場合は3月末日で消滅してしまいます。

・審査が厳しい。

といったものが挙げられます。ただ、こうしたデメリットを差し置いてもやはりネームバリューの高いDCカードは一枚持っておいても損はないでしょう。

DCカードグループは以下の通り。

三菱UFJニコス株式会社 フランチャイジー各社

株式会社 あしぎんカード
株式会社 八十二カード
株式会社 常陽クレジット

株式会社 十六カード
京都クレジットサービス株式会社

株式会社 百十四ディーシーカード
株式会社 愛銀ディーシーカード

静銀ディーシーカード株式会社
菱信ディーシーカード株式会社

株式会社 百五カード
株式会社 りゅうぎんディーシー

株式会社 滋賀ディーシーカード
あおぎんカードサービス株式会社

株式会社 福井カード
富山ファースト・ディーシーカード

ひろぎんカードサービス株式会社
株式会社 いよぎんディーシーカード

ちばぎんディーシーカード株式会社
株式会社 いわぎんディーシーカード

株式会社 札幌北洋カード、第四ディーシーカード株式会社

株式会社 紀陽カードディーシー
株式会社 池田泉州DC

南都ディーシーカード株式会社
やまぎんカードサービス株式会社

山梨中銀ディーシーカード株式会社
東京海上日動フィナンス株式会社

株式会社FFGカード

MUFGカードブランド

株式会社 札幌北洋カード
みちのくカード株式会社

株式会社 大東クレジットサービス
たいこうカード株式会社

株式会社とちぎんカード・サービス
東和カード株式会社

清水リース&カード株式会社、株式会社 中京カード

株式会社 名古屋エム・シーカード
株式会社OKBペイメントプラット

九州カード株式会社

関連会社

MUニコス・ビジネスサービス株式会社
カードビジネスサービス株式会社

菱信ディーシーカード株式会社
株式会社ペイジェント、JAカード株式会社

株式会社ジェイエムエス

都市銀行をはじめ、地方に至るまで幅広い金融組織がDCカードを取り扱っています。今後も時代の追い風を受け、さらに会員数を伸ばしていくことが予想されますが、日本ではまだまだカードに不安を覚えている世代が多く存在しているのも事実です。高齢化社会が進んでいく中で、高齢の方でもリスクを負わずにキャッシュレス決済が利用できる生活を社会に浸透させていくこと、また若い世代がキャッシュレス決済への知識が乏しいままに利用してリスクを負わないように対策を講じていくことが、今後各カード会社の課題となってくることでしょう。

またDCグループの母体である三菱UFJニコスは、カード以外の決済にも還元サービスを実施し、海外へも積極的に視野を広げています。今後その跳躍がDCグループにどのように反映されていくのか、見守っていたいですね。

With the cooperation of youtube06934501
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