クレジットカード会社の階層

クレジットカードは主に3つの階層で成り立っています。

①国際ブランド管理組織(ペイメントシステム協会)
②アクワイアラー(加盟店開拓会社)
③イシュアー(クレジットカード発行会社)

国際ブランド管理組織には、
非営利組織のVISA(ビザ)インターナショナル、株式会社化したものの同様にオープン組織であるMASTER(マスター)カード、そして、クローズド・ループと言われ自らブランド供与から加盟店開拓及びクレジットカード発行も行うAmerican Express(アメリカン・エキスプレス)、Diners Club(ダイナースクラブ)、JCB(ジェーシービー)などがあります。しかし、厳密に言うと、JCB(ジェーシービー)は海外ではフランチャイズ制です。

アクワイアラーはVISA(ビザ)インターナショナルやMASTER(マスター)カードなどから加盟店開拓の権利を付与された金融機関でありその数は比較的限られます。
加盟店開拓をした会社は、「加盟店手数料」と呼ばれる他社クレジットカード利用の手数料の一部を得ることが出来るのです。
加盟店での売上伝票の集計、及び、加盟店への支払いは、アクワイアラーが取りまとめて行っています。

イシュアーはクレジットカードの発行を行う会社であり、その資格を得ている金融機関は数多く存在します。
クレジットカードの発行会社は、「加盟店手数料」に加え、クレジットカード会員からの「年会費」、「キャッシング・ローン金利」、「分割、リボルビング払い手数料」、「遅延損害金」などが収入源です。
ただし、自社が開拓した加盟店以外でのクレジットカード使用の場合は、そのアクワイアラーに「加盟店手数料」の一部を支払う必要があります。

これら3つの組織・企業が巧く連携することにより、「加盟店」と「消費者」との円滑な取引を可能としているのです。

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