クレジットの信用情報機関には、銀行系の「全国銀行個人信用情報センター(全銀協)」、信販系の「CIC」、消費者信用系の「全国信用情報センター(全情連)」、そして、独立系の「CCB」などがあります。
このうちの「CCB」を除く3つの信用情報機関は、「CRIN(Credit Information Network)」という情報交流システムにより、カード会員の延滞等の事故情報を交換しています。
俗に言う「ブラックリスト」に載るとはこの延滞等を繰り返し事故情報が登録されることです。
一旦ブラック情報が登録されれば通常5~7年は履歴が残り、借入れやクレジットの新規利用などが難しくなります。
信用情報機関に登録されている情報は
①個人識別情報:
氏名、生年月日、性別、住所、勤務先等
②与信情報
取引種類、契約年月日、金額、返済履歴等
③事故情報
延滞、延滞解消、延滞回数、不渡等
④その他
照会記録、苦情等
になります。
コンピューターは一回だけと言えども確実に良い情報(ホワイト情報)にしろ、悪い情報(ブラック情報)にしろ確実に記録蓄積致します。安易な気持ちはくれぐれも厳禁です。
クレジット・ヒストリーは財産とも言えるものであり大切にしたいものですね。
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