「ICカード(Integrated Circuit Card)」とは、ICチップという集積回路が搭載されたカードです。
ICチップ内には半導体メモリ(RAM、ROM、EEPROM)が組み込まれ、従来の磁気ストライプカードと比べ数百倍の情報の蓄積が可能です。これにより、複数のアプリケーションを用いることが出来ます。
そして、ICチップ内のCPU(中央演算装置)が外部からのデーターへのアクセスに対し照合を行うなど、オフラインでの情報処理も可能となっております。
さらに、ICカードは、光学的・物理的及び電気的解析を防止する手段が加えられており、セキュリティ面では格段に向上致しました。
従って、従来の磁気ストライプカードに比べ、ICカードの情報の不正解析には、高価な設備と技術が必要となり、偽造・変造は極めて難しいと言えます。
ICカードの普及により、偽造・変造といったカード被害が減少することが期待されております。
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